表題通り、銃夢の実写化映画『アリータ:バトル・エンジェル』観てきた。
漫画映画にありがちな駆け足展開の総集編感はあって、「え、あんなに曰く付きな感じだったのにあっさりボディを変えちゃうの」とかすんなり血生臭い世界に適応できちゃうのとかいった粗さはあるけど、展開のテンポの良さと何より映像の迫力で楽しんで観ることができた。
何よりアリータの造形が絶妙で、アニメ的な目の大きさを再現しつつもギリギリ実写の人間と共存できるさじ加減が素晴らしい。VRなんか体験してると分かると思うんだけど、いわゆるアニメのキャラクターをそのまま等身大で持ってくるとすごくかぶりもの感でちゃうんだよね。そのあたりを逃げずにやり切ったこだわりが凄い。
また、サイバーパンク伊達クズ男にCV神谷浩史のマッチ具合よ。
続編いける終わり方だし評判も上々みたいだし、次があったら観たいなー。
ついでなんで先日ポチった原作も読んでみた。
- 作者: 木城ゆきと
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
映画の方で「駆け足」といったが、実際のところ原作時点でかなり展開は早くて驚いた。
原作で別のエピソードだったものを同時並行にまとめた感じなんだなー。