ダークタワー観てきた

 久々に映画でも観に行くかーということで、本日公開の『ダーク・タワー』を観に行った。

ダークタワー I ガンスリンガー (角川文庫)

ダークタワー I ガンスリンガー (角川文庫)

 少年の夢の中の異世界が本物で、魔法使いと拳銃使いが世界をかけて戦い・・・とド直球に中二病。寡黙な戦士が旅の中で仲間を得て人間性を回復していくという筋書きにはどこかベルセルクに近いものを感じる。

 見所はガンスリンガー・ローランド操る二丁のリボルバーのクイック・リロード術!登場時の高速弾込めから始まり、最終決戦時のベルトにシリンダーを滑らせながらなど、これでもかというぐらいアクロバットな技を披露してくれる。射撃を売りにしたアクション映画はいくらでもあるけど、ここまでリロードに力点を置いたものは少ないんじゃなかろうか。なかなか新鮮味があった。

 一方でバトルそのものは薄味な印象であり、物語のほうもオーソドックスすぎてこれといって心に残る物はなかった。というか正直な所、中盤でうとうとしてしまった。面白かったかと問われれば微妙だったと答えてしまう。