ギャング・オブ・ニューヨーク/カンフージャングル

 もはや定番のマーティン・スコセッシ監督 ・レオナルド・ディカプリオ主演な作品、ギャング・オブ・ニューヨークを観る。一九世紀初頭、移民押し寄せるニューヨークを舞台としたギャングの抗争と南北戦争。

 今ではお上品に取り澄ましたあの国の野蛮で血なまぐさい歴史。街にならず者が闊歩し、出自の違いで口汚く罵り合い、汚職に不正になんでもありの混沌としたニューヨークの様子は単純に面白かった。何よりビル・“ザ・ブッチャー”・カッティングのキャラ立ちが良い。


 イップマンでお馴染みドニー・イェンのカンフー映画。拳・蹴・擒拿・武器・外功・内功の全ての達人を倒し最強たらんとする敵に、ドニー・イェンが挑む。

 物語自体は全く見るべき所はないのだけど、随所に挿入されるキレッキレのカンフーアクションには問答無用で熱くさせられる。