『あなたのための物語』読了

 ここのところ通勤中に読み進めていた『あなたのための物語』を読了。

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)

あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)

 SFだストーリーだという前に、主人公であるところのサマンサの「現在が"かつての未来"ではないことへの反抗」とか「両親と微妙な距離感ある」とかいったキャラクター性にひどく親近感をもってしまった。

 様々な「こうなるのかな?」と思いつくところのいわば"物語"的な展開をことごとく否定してあるべきところに淡々と歩みを進めるようなストーリーではあったんだけど、サマンサの焦燥感が伝わってくるような文章に引き込まれてしまった。


 長谷敏司といえば伊藤計劃トリビュートに一部収録されてた『怠惰の大罪』の出版をずっと待ってるんだけど、全く音沙汰無いなあ・・・

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 そういえばBEATLESSアニメ化されるんでしたな。個人的にはそこまで好きではないけれど、アニメ映えするタイプの話ではあるんで楽しみ。

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 ずっとPCの前にいる商売なので左右分離型のキーボードはずっと興味があったのだけど、変なキー配列に慣れてしまうと普通のキーボードしかない環境のときに弊害がありそうだなーと思って敬遠していた。

 で、最近MiSTELから普通のキーボード配列で分離型のものが発売されててかなり興味を惹かれていたんだけど、ついに日本語配置のものも発売されててかなり物欲を刺激される。


 予約してた『虐殺器官』届いてた。あれがいつでも観られるんだと思うとちょっと満足感ある。

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